米と水が織りなす、日本の美。
日本酒とは、日本国内で栽培された米と、
清らかな水を用い
麹菌や酵母の働きによって
醸し出される、伝統的な醸造酒です。
そのすべてが日本の風土に根ざし
香り、味わい、色合いに至るまで、
四季の移ろいや土地の個性が反映されています。
なかでも「日本酒」と名乗ることができるのは、
国産米のみを原料に用いた酒に限られています。
これは世界でも稀な、厳格で誇り高いルール。
その一滴には
日本の自然と職人の技が、濃密に宿っているのです。
旅のはじまりに、
ちょっとしたワクワクを。
福岡・八女の銘酒「喜多屋」をはじめ、
地元の誇る逸品を取り揃えております。
大吟醸から純米酒まで、こだわりの日本酒を
事前のオプションによりご用意させていただきます。
味わいは甘口から辛口まで、
香り高く華やかな吟醸香が特徴の銘柄から、
米の旨みをしっかりと感じられる純米酒まで、
お好みに合わせてお選びいただけます。
まさに十人十色、それぞれのお客様の
特別なひとときに
寄り添う一献をご提案いたします。
※20歳未満の方の飲酒は法律で禁止されています。
日本酒の楽しみ方
香りを感じ、ゆっくりと味わう。
日本酒は「一気に飲む」のではなく、
香りや口あたりの変化を楽しみながら、ゆっくりといただくのが美しい飲み方です。
お猪口やワイングラスに少量注ぎ、
まずは香りを楽しみます。
果物のような甘い香り、白米のようなふくよかな香り──
酒米の品種や製法によって、多彩な表情が広がります。
ひと口含んだら、すぐに飲み込まず、
舌の上でひろがる旨みと酸味を感じてみてください。
まるで一皿の料理のように、豊かなストーリーが展開します。
温度でも、味は変わる。
日本酒は、冷やしても温めても楽しめる珍しいお酒。
たとえば:
冷酒(5~15℃):香りが立ち、スッキリとした味わい。フルーティーな吟醸酒に。
常温(20℃前後):まろやかでバランスの取れた味に。どんな料理にも合わせやすい。
ぬる燗(40℃前後):旨みが引き立ち、ふくよかな味に。純米酒などに最適。
滞在中、お好みの温度で、いろんな表情をお楽しみください。
料理とのペアリングも自由に。
日本酒は和食だけでなく、洋食やチーズとの相性も抜群です。
「このお酒には、この一皿を」という事でのペアリングにチャレンジされてはいかがでしょう。
福岡の居酒屋料理を
事前予約でお部屋にお届けすることもできます。
そんなふうに楽しみながら、旅の夜を過ごしていただけたら
幸いです。
日本酒の極意
飲み比べのコツ
いくつかの日本酒を少しずつ飲み比べると
香り・味わい・余韻の違いがはっきりと見えてきます。
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順番を意識する
軽やかな香りのある酒(吟醸系)から、
しっかりとした旨みのある酒(純米系)へ。
香りが強いものを先に飲むと、繊細な酒の味が感じにくくなります。
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口直しにお水を
いわゆる“和らぎ水(やわらぎみず)”を挟むことで
味覚をリセットしながら、長く楽しめます。
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記録をとってみる
お気に入りを見つけるために、名前や感想をメモするのもおすすめ。
同じ「純米吟醸」でも蔵によって全く違う表情を見せてくれます。
地域で違う日本酒の個性
日本酒は“地の酒”とも言われます。
その土地の米、水、気候、そして文化が、酒の味に影響を与えるのです。
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福岡(九州)
米の旨みがしっかり感じられる、ふくよかな味わい。喜多屋をはじめ、燗でも冷でも美味しいタイプが多いです。
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新潟(北陸)
すっきりと辛口。キレがあり、淡泊な料理と相性抜群。
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広島(中国地方)
柔らかな水で仕込まれるため、まろやかで優しい印象。
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秋田・山形(東北)
米どころならではの芳醇な味わいと、香り高い吟醸系の名品が豊富。
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京都・奈良(関西)
古い酒蔵が多く、コクと伝統が感じられる味わい深さが特徴です。
滞在中にお気に入りの一本と出会えたなら、
それが旅の素敵な思い出となりますように。
ぜひ、気に入った日本酒は写真に収めて、
次の旅でも探してみてください。